【論文】International Journal of Epidemiology誌に東京ティーンコホート研究のプロフィール論文が掲載されました。

2019年3月16日 00時00分

心の健康プロジェクトの西田淳志プロジェクトリーダーらによる我が国最大規模となる思春期コホート(Tokyo Teen Cohort)のプロフィール論文が、国際疫学会(International Epidemiological Association)が刊行する学術誌 International Journal of Epidemiology に掲載されました。
 Tokyo Teen Cohort (以下、TTC)は、東京都医学総合研究所と東京大学、および総合研究大学院大学との連携によって2012年から開始された大規模出生コホートです。このコホート研究には、都内3つの自治体に住む約3000人の10歳児童とその養育者が参加しています。
 人間固有の発達期である思春期には、身体だけでなく、脳と心もダイナミックに成長します。しかしながら、そのプロセスやメカニズムは未解明な部分が多く、国際的にも重要な科学的トピックになっています。TTCにより、大都市東京に暮らす思春期の子どもたちの心身の成長の状況を明らかにし、彼らの健康を支える要因の解明を目指して、今後も追跡調査を継続していく予定です。

<論文タイトル> Cohort Profile:The Tokyo Teen Cohort study(TTC)
<掲載学術誌> International Journal of Epidemiology (2019年3月16日 オンライン掲載) doi: 10.1093/ije/dyz033.

詳細は次のリンクよりご覧ください。 (Abstract) (PDF)

論文 思春期 東京ティーンコホート研究