海外招聘者一覧

Alistair Burns(イギリス)

保健省認知症ナショナル・クリニカル・ディレクターとして、2010年4月よりイングランド国家認知症戦略の実施を牽引。

政策とサービス提供、地域ネットワークとNHSマネジメントの橋渡し役を担っている。認知症の人の行動・精神症状の重要性について早期に注目し、介護者に対する影響、薬物・非薬物療法の研究プロジェクトを率いた。

マンチェスター大学老年精神医学分野教授。元国際老年精神医学会会長。

Benoit Lavallart(フランス)

第3次国家認知症計画の実施責任者として、各省庁間の調整・実施・評価をとりしきる。

2012年12月に前任者Florence Lustmanの補佐官から現職に就任。Joel Menard率いる同計画策定委員として策定に携わったほか、第1次(2001~2004年)、第2次(2004~2007年)国家認知症計画においても責任者として指揮を執った。

EU加盟国の認知症の人の自律・尊厳・生活の質・健康のための欧州共同行動「ALCOVE」理事。老年科医。

Russell de Burgh(オーストラリア)

オーストラリア保健高齢化省 高齢化・高齢者ケア局次長。2000年の入省以来、ほぼ一貫して高齢者ケア分野に携わる。

現在は、認知症関連政策、文化や言語など多様な背景を持つ人々の高齢者ケアサービスへのアクセス改善、認知症ケアの質向上を はじめとする高齢者ケア分野の人材育成支援など、幅広い役割を担う高齢化および人材プログラム室長。

Nis Peter Nissen(デンマーク)

デンマーク・アルツハイマー病協会のナショナル・エグゼクティブ・ディレクター。同協会は国家認知症行動計画の国会議決に向けてイニシアチブをとった。Nissen氏自身も2010年の行動計画策定に参画。その後も計画実施に関する諮問委員会をはじめ、さまざまな関連小委員会の委員を務めており、早期診断・認知症の人の自己決定・切れ目のないケア・家族介護者支援・スティグマからの脱却などの実現に尽力している。

Julie Meerveld(オランダ)

オランダ・アルツハイマー病協会のアドボカシーマネジャー。同協会は、全国認知症プログラムにおける認知症の人と介護者視点による課題抽出、家族介護者全国ニーズ調査、早期診断のための啓発活動、統合ケアのガイド ラインやケア基準策定等にも積極的に関与。

同国の認知症政策において重要な役割を果たす。24時間ヘルプラインや全国220のアルツハイマーカフェも展開。

Anne Higgins(イギリス)

グレーター・マンチェスター州トラフォード区役所Communities & Wellbeingの前コーポレート・ディレクター。

管轄した成人対象の社会福祉サービスは、医療機関や介護施設のサービスの質と安全性に関する国の査察機関「Care Quality Commission」により最高評価のexcellentを受けているほか、2010年にはIDeA(地方自治体改善開発機構)のInnovation賞など受賞。

現在、Tameside Hospital NHS Foundation Trustのノンエグゼクティブ・ディレクター。作業療法士。

Paul McCrone(イギリス)

ロンドン大学キングスカレッジ精神医学研究所の医療経済学教授であり、身体・精神医療経済学センター長。

限りある財源で最大限に有効な医療保健サービスを提供するためには、経済的側面からも適切な視点が必要であるとの考えから、精神・神経疾患、プライマリケアの新規介入の費用対効果の評価(疾患のコスト評価指標、アウトカム評価指標、EBM、優先順位と配分)などを行う。