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研究成果2019:論文

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研究成果2019

研究成果2019:論文

【論文】新村順子 主任研究員が「トラウマ・インフォームドケア」についての論文を発表しました。

2019年5月12日 00時00分 成人期

当事者が経験してきたトラウマとその影響を理解し、再トラウマ体験が起きないように配慮した支援を提供する“トラウマ・インフォームドケア(trauma-informed care:TIC)”は、北米やオーストラリア、英国などを中心に普及が進んでおり、様々なTIC介入プログラムが開発されています。TICの成功を導く要因のひとつに、スタッフの“TICに対する態度”をより前向きにするTIC教育プログラムの充実が挙げられます。
 これまでの教育プログラムの効果についての研究では、効果とその持続性を測る尺度がばらばらで、中には根拠が不確かな尺度を使ったものもありました。本研究では、北米で開発され標準化されたTICに対する態度を測定する尺度(Attitude Related Trauma-Informed Care scale: ARTIC)を用いて、精神科病院のスタッフに対するTICの教育プログラムの効果を検証し、有意な効果があったことを認めました。この結果から、日本においても、TICの教育プログラムを用いてTICを精神科領域に普級していくことが充分可能であることが示唆されました。

<論文タイトル> Effectiveness of 1‐day trauma‐informed care training programme on attitudes in psychiatric hospitals: A pre–post study
<掲載学術誌> International Journal of Mental Health Nursing(2019年5月12日 オンライン掲載)
   doi: https://doi.org/10.1111/inm.12603

詳細は次のリンクよりご覧ください。 (Abstract)

論文 成人期 トラウマインフォームドケア

【論文】International Journal of Epidemiology誌に東京ティーンコホート研究のプロフィール論文が掲載されました。

2019年3月16日 00時00分 思春期

心の健康プロジェクトの西田淳志プロジェクトリーダーらによる我が国最大規模となる思春期コホート(Tokyo Teen Cohort)のプロフィール論文が、国際疫学会(International Epidemiological Association)が刊行する学術誌 International Journal of Epidemiology に掲載されました。
 Tokyo Teen Cohort (以下、TTC)は、東京都医学総合研究所と東京大学、および総合研究大学院大学との連携によって2012年から開始された大規模出生コホートです。このコホート研究には、都内3つの自治体に住む約3000人の10歳児童とその養育者が参加しています。
 人間固有の発達期である思春期には、身体だけでなく、脳と心もダイナミックに成長します。しかしながら、そのプロセスやメカニズムは未解明な部分が多く、国際的にも重要な科学的トピックになっています。TTCにより、大都市東京に暮らす思春期の子どもたちの心身の成長の状況を明らかにし、彼らの健康を支える要因の解明を目指して、今後も追跡調査を継続していく予定です。

<論文タイトル> Cohort Profile:The Tokyo Teen Cohort study(TTC)
<掲載学術誌> International Journal of Epidemiology (2019年3月16日 オンライン掲載) doi: 10.1093/ije/dyz033.

詳細は次のリンクよりご覧ください。 (Abstract) (PDF)

論文 思春期 東京ティーンコホート研究